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仙台東高にイノシシ侵入!若林区の田園地帯で経路不明

2023年11月23日、仙台市若林区にイノシシが現れ、仙台東高校のガラスを割るなどの被害が発生し、グラウンドにいた野球少年たちも目撃するが、逃走中とのことです。

Yahoo!ニュース
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付近は田園地帯で山から遠く離れており、逃走中のイノシシを追うとともに経路の特定を急いでいる模様です。住宅地に逃げ込んだ可能性もあり、周辺住民は一刻も早く捕捉して欲しいと訴えていました。

画像はイメージです。今回のニュースのイノシシではありません。

現地の様子は上空からの映像など動画でご確認ください。

田園地帯に突然現れたイノシシの経路とは?

仙台東高の地図を見ると、東側は海、西側は膨大な交通量の国道4号線、南側は名取川、北側は市街地となっています。北西部には霞の目駐屯地、霞の目飛行場もあります。

https://maps.app.goo.gl/vvdbca7VYm4ZuqFb9

ニュースを見た市民の声は、東高は周辺が田で、イノシシが生息する環境から遠い。西方向にある丘陵部から逃走してきたとすれば途中で捕獲されるはずで、経路が不明だとしています。

イノシシが通行人にぶつかる被害も

地元の新聞によると、通行人にぶつかる被害も出ており注意喚起がなされています。

金網入いりガラスに衝突しただけでなく、突き破ったとの報道もあり、相当なパワーであると想像できます。

Xでは次のようなポストも見かけました。困惑するほど経路が不明ということです。

イノシシの生息地はどこ?山にだけ生息?

イノシシは山に住んでいると思われていますが、生息地を調べてみました。

イノシシは、常緑広葉樹林や落葉広葉樹林、水田放棄地、竹林などに生息しているとのことで、この仙台東高の付近にある水田で耕作されていない放棄地に生息していた可能性もあります。

また、食物や水のある場所、茂みなど隠れるところのある場所や、人間活動の少ない場所を好むらしいので、仙台東部道路付近には道路脇の茂みなどもあるようなので生息の可能性もあります。

仙台東高ってどんな高校?

イノシシが侵入した仙台東高校はどんな高校なのでしょうか。なぜ田園地帯に立地しているのでしょうか。

宮城県仙台東高等学校は、1987年4月に開校しました。学科は普通科と英語科の2つで、英語科には海外からの留学生や外国人英語講師がいます。

仙台平野の原風景である田園風景に囲まれた閑静な環境にあります。仙台平野は、太平洋側(仙台湾側)に位置し、宮城野区、若林区、青葉区東部、太白区東部が含まれます。

仙台東高のHPに紹介動画がありました。

仙台市近辺にはクマ情報も

イノシシが高校校舎に侵入したことでニュースになりましたが、同日(2023年11月23日)仙台市北部の富谷市にはクマが出没したというニュースが報道されました。

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市街地にクマ、イノシシが出没するというニュースはこれまでもありましたが、今年は出没情報が多く、より住宅地に近い場所に出没しているようです。

暑い夏の影響なのか餌の影響なのか、被害が出ないことをいのるばかりです。

イノシシのその後

イノシシはその後捕まる様子はないようです。仙台東高校に出没したイノシシのニュースは11月23日と24日に宮城県のテレビで大きく報道されました。

あくる日の11月24日午後8時50分ごろ、仙台東高校周辺である若林区下飯田でイノシシ2頭を男子高校生が目撃しました。

イノシシは体長約1メートルで、男子高校生の7~8メートルほど前を、横切って行ったということです。 通報を受けた警察は、付近をパトロールしました。

2頭のうち1頭が23日に仙台東高校周辺に出没したものかどうかは不明ですが、複数頭で生息していることは明らかとなり、今後の出没情報に注意が必要です。

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