忙しくて墓参りに行けない、お墓が遠くて時間と費用がかかるので墓参りに行けない。
墓参りの時間がない?
夫婦共働きで休日が調整できない、子供が受験勉強中で家を空けるわけにはいかない。
お盆やお彼岸など、お墓参りに行く時期はわかっているけどスケジュールが調整できないという人は本当に多いですね。
墓参りに行かなければならない理由
ご先祖様の供養をすることが墓参りの目的です。親兄弟や親戚の顔色を伺って行くものではないでしょう。
ご供養とはご先祖様の事を思い出すことです。
今、生きているのはご先祖様のおかげ、感謝することが大事ともいいますが、あの世とこの世の間でもお墓参りをすることで感謝を伝えることができるのだと思います。
感謝だけでなく、今現在の報告とか、お願いしたいことなど人それぞれの思いで手を合わせているようです。
お坊さんはどう思っている?
お寺のお坊さんにお墓参りの必要性について聞いてみました。
遠方に住んでいたり、病床だったり、仕事が忙しかったり、様々な事情でお墓参りが出来ない人は多いものです。
自宅にいても、遺影など故人やご先祖さまとのつながりがあるものを前にして手を合わせるだけでもよいです。
それで心が落ち着くならそれでいい。
お墓のお手入れはお寺側では出来ないが、高齢化社会なので知り合いに頼んでいる人も多いですよ。
最近は業者さんがお掃除したり、お花を上げたりすることも多くなりましたね。
業者さんは本堂にご挨拶に来られるのでよくわかります。
きれいになった墓石の写真を見て心が落ち着くならそれでよいと思いますよ。