NHKサッカーテーマ2018はSuchmosの「VOLT-AGE」(ボルテージ)に決まり、ロシアワールドカップの放送でもガンガン流れます。
2016年にHONDA「ヴェゼル」のCMで広く知られるようになったSuchmos(サチモス)のメンバーはボーカルのヨンスをはじめ6人。
それぞれ個性的なメンバーですが、元日本代表の息子がいることは意外も知られていないようですね。
その名は戸塚哲也!
戸塚哲也とはどんな選手だったのが、そもそもメンバーの誰の父親なのか。この情報についてお伝えします。
TAIKING(タイキング)こと戸塚泰貴の父親が戸塚哲也!
Suchmosのメンバーでギターを担当しているタイキング。
名前は戸塚泰貴(とつか たいき)、現在28歳です。名前のたいきからニックネームが「タイキング」なんですね。
サチモスメンバーはこちら
【VOLT-AGE】NHKオフィシャル・ミュージックビデオ公開!
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— F.C.L.S. (@FCLS_SCM) 2018年6月1日
タイキングはこちら
タイキングはギター担当ですが、元ボーカルということもあってヨンスの声に乗せて歌うこともあります。
お父さんの戸塚哲也さんはちょっと強面ですけど、タイキングは王子様風です。
きっと戸塚さんの奥さん似なのでしょうね(笑)
戸塚哲也選手はテクニシャンでゴールゲッターだった
戸塚哲也さんは1961年4月24日生まれの57歳です。
Jリーグが出来るずっと前のことですが、日本リーグというものがありました。
戸塚さんは18歳という当時の最年少デビューで注目されました。
今でいうなら久保建英くんのようですね。
最年少デビューを飾るくらいなので、サッカースタイルは基本的にテクニシャンタイプ。
読売クラブでプレーしていました。
テクニシャンなのでMFとしてプレーしていましたが、監督によってはFWでのプレーを指示することもありました。
当時の読売クラブにはあのラモス瑠偉もいてFW争いもありましたが、戸塚選手はリーグ得点王を取るなど結果を残しています。
読売クラブはJリーグを目指してヴェルディ川崎と変わって行きますが、戸塚さんは得意のドリブルで華麗にデフェンスをかわしてゴールを決めるというプレーは変わりませんでした。
日本代表ではどんなプレーヤーだったのか
18歳でリーグデビューした戸塚選手は19歳になると日本代表に選出されました。
当時、戸塚さんと一緒のプレーした選手は風間八宏(名古屋グランパス監督)、金田喜稔(解説者)というスペシャルなメンバーです。この3人は全員がテクニシャンでした。
中田英寿と遠藤保仁と中村憲剛と中村俊輔が一緒にプレーするようなものですね。
戸塚哲也、風間八宏、金田喜稔という中盤は強力でしたが、日本代表として長くプレーすることはありませんでした。
戸塚さんは代表チームとしてのプレーより所属チームのプレーを希望したのか、当時の代表チームが戸塚さんを必要としなかったのか不明です。
1986年ワールドカップ予選で招集され、もっと早く招集していればという声が聞かれたほどでした。
「戸塚式ひらめきサッカー」という本も出しています
戸塚哲也さんは、「戸塚式ひらめきサッカー」という本も出しています。
僕はなんとこの本を持っています。
昔買った本なのですが、まだ売っているようですね。
戸塚さんは、この本で攻撃のヒントをたくさん紹介しています。
現役時代は本能的なテクニシャンだと思っていたのですが、こうして本を読んでみると
意外にも(失礼!)考えてプレーしていたことがわかります。
本の中身を見ると「2対2」のプレーというものがあります。
戸塚さんは、当時のチームメイトであるラモス瑠偉やジョージ与那城との話を交えて
試合中に2対2の場面があったらどう崩すか、2対1のおいしい場面にもっていくか。
そんなことを書いていますが、しかけるサッカーの醍醐味が伝わります。
今の時代だからこそ「仲間と組んで相手をやっつける」という感覚が必要だと思いますね。
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