2019年8月4日の夜も東北沖震源地の地震がありましたね。
東日本大震災は3月11日というまだまだ寒い時期で、被災者は暖房を求めました。
昨日のような熱帯夜に地震が起きて、もし停電になったらどうしよう。
北海道胆振東部地震(ほっかいどういぶりとうぶじしん)は、去年でした。
2018年(平成30年)9月6日でしたが、9月とは言え地域や天候によってはまだまだ暑い日が続くことで熱中症対策が叫ばれました。
逆に、冬に停電になったらどうするのか?という問題提起もありましたね。
ブラックアウトという言葉もあの地震で始めて聞きました。
お盆を前にした8月上旬のこの時期にもし地震が起きたら何が困るか。
わが家なりに考えてみました。
飲み水の確保が最優先だけど本当は生活水が必要
なんと言っても飲水の確保ですね。夏場は水も雑菌で痛みやすいので衛生的な水はペットボトル保管のミネラルウォーターでしょう。
ペットボトル水は比較的手に入りやすいですし、備蓄もされています。
なので、飲水もさることながら、生活水の確保が大事。だと思います。
東日本大震災後には、風呂の水と車のガソリンはいつも満タンにしておけ。と言われました。
水道が止まってしまうと、トイレを流す水が出ません。ペットボトルで流すわけにも行きませんし、川から水を汲んでくるのもけっこう大変でした。
やはり風呂に貯めて置く水が重宝します。
体をちょっと洗った後も排水口に流さずにポリバケツに保存しておきました。
水を段階的に管理することが大事
飲み水>調理用の水>食器の洗浄用>体を洗う水>掃除用の水>トイレを流す水
震災後に水を管理していた時、こんな順序で水を分けていました。
でも、夏場は水を煮沸するなど調理用の水や食器洗いの水も衛生管理が必要かも知れません。
都会では、上水、中水、下水という考え方もありますよね。しかし、下水道が普及していない地域では、雨水排水に汚水が交じることもあるので、道路側溝を流れる水や川の水を生活水に用いる発想は危険かも知れません。
水道の断水で困るのは幼児や高齢者だけでなく年齢問わず女性も困ります。女性に対してやさしさが必要でしょう。
衛生管理が最優先です。震災被災でなくとも夏は食中毒等の危険が増す時期です。夏場の水について真剣に考えたいですね。
暑さはどうやって凌ぐか
エアコン無しでは生活出来なくなったとも言える日本列島。
電気が止まったらどうする?
怖いですね。しかし、電気の復旧は水道や都市ガスに比較すると早いものです。
東日本大震災で一番時間がかかった復旧は都市ガスでした。
今の自宅で1昼夜を凌ぐ方法を考えてみました。
扇風機は充電式が1台しかないので、もう1台必要になりそうです。
できれば最近流行の冷風扇ですね。
そして、冷蔵庫が使えないので、保冷剤をクーラーボックスに移す必要があります。あまり大きなクーラーボックスでなく25リットルタイプのものがよいでしょうか。
自家用車があるので、自家用車のエアコンを使用し、電気も利用する場合には車のソケットに接続して冷やせるタイプがよいですね。
ただし、エコノミー症候群や脱水症状を考えると、寝る時は扇風機を利用して部屋で寝たいものです。
バッテリー、電池、車の動力、公共施設の利用など、一度、自分の家の周りのエネルギー状況を確認する必要があります。
昨夜の地震では、実はビールを飲んでいたので、車が運転出来ない状況ということも考える必要がありそうです。
地震直後の運転は控えるべきですが、車の移動の際、駐車場から公道に出なければならないこともあるかも知れません。
ほんと、自然災害はいつ起きるかわかりませんが、起きた時のことを想像してメモしておくだけで、次の日からの行動が変わります。
ウチの場合はポリバケツを買いに行くことになりました。
行動を起こすことが第一!
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