青山敏弘が右膝負傷で全治1ヶ月半で代表離脱となり、西野監督のコロンビア戦の構想がガタガタと崩れてしまったようです。
青山敏弘はパサーとして浅野を走らせるという役割が期待されていただけに、広島のDNAを引き継ぐ浅野もガッカリしていることでしょう。
西野朗監督は合宿で3バックの練習を始めました。長谷部選手がセンターバックです。
西野ジャパンのボランチは誰が務めるのか、青山敏弘の代わりになる選手は誰なのか。
予備登録メンバーとガーナ戦の26人のメンバーから予想します。
西野ジャパンの構想は今野泰幸の怪我で振り出しに戻った
西野監督はハリルホジッチ前監督が招集してきた選手をベースに海外リーグと国内リーグで活躍する選手をピックアップしてきました。
守備的ミッドフィールダーとして招集予定だった今野泰幸も怪我で招集を諦めました。
そして青山敏弘の怪我離脱です。
これだけのアクシデントがあれば、西野監督も誰を呼んでも文句を言われないと開き直れるのではないでしょうか。
西野ジャパンが合宿で試しているシステムはこれだ
3バックシステムを試している西野朗監督の布陣は次の通り。
トップ 大迫
シャドー 宇佐美、本田
ワイド 長友、原口
ボランチ 山口、柴崎
バック 槙野、長谷部、吉田
GK 川島
槙野と昌子が入れ替わるなどもあります。
長友と原口がバックラインまで戻ると5バックシステムになります。
コロンビアの強烈な攻撃を弾き返すためには3バックでガッチリゴール前を固め、サイドは長友や原口が守るという構想でしょう。
長友、原口はサイドからのクロスも入れられるので大迫とシャドーの本田、宇佐美を使って攻撃するというイメージです。
原口のポジションは、酒井宏樹もライバルにいます。
競争の原理が働いていますね。
2ボランチは柴崎と山口で決定か?
センターバックが吉田ではなく長谷部を起用した理由は、フランクフルトでのプレーと長谷部選手のユーティリティー性でしょう。
カバーリング能力が高いので、ダブルボランチが思い切って行けるという環境を作ってくれそうですね。
ボランチ候補は柴崎と山口で決定なのか?
ガーナ戦のリスト27人のうちMF登録を見てみます。
【MF】12人
長谷部誠(フランクフルト)34歳
青山敏弘(広島)32歳 ※離脱
本田圭佑(パチューカ)31歳
乾貴士(エイバル)29歳
香川真司(ドルトムント)29歳
山口蛍(セ大阪)27歳
原口元気(デュッセルドルフ)27歳
宇佐美貴史(デュッセルドルフ)26歳
柴崎岳(ヘタフェ)25歳
大島僚太(川崎)25歳
三竿健斗(鹿島)22歳
井手口陽介(クルトゥラル・レオネサ)21歳
このリストの中でボランチ経験、または出来る選手は
長谷部誠
山口蛍
柴崎岳
大島僚太
三竿健斗
井手口陽介
6人いますが、昨日26日の情報では西野監督が3バックの練習を始めたとのことで、センターバックに長谷部を起用しました。
3バックというと2ボランチという構想が浮かんできます。
すると山口蛍、柴崎岳の2ボランチですね。
井手口は試合から遠ざかっていますし、大島、三竿は山口、柴崎のバックアップというイメージになりそうです。
しかし、DFリストの中にもボランチが出来る選手がいますよね。
【DF】8人
長友佑都(ガラタサライ)31歳
槙野智章(浦和)31歳
吉田麻也(サウサンプトン)29歳
酒井宏樹(マルセイユ)28歳
酒井高徳(ハンブルガーSV)27歳
昌子源(鹿島)25歳
遠藤航(浦和)25歳
植田直通(鹿島)23歳
この中では、遠藤航がユーティリティープレーヤーと言われています。
ボランチから右サイドバックまで広く対応出来るでしょう。
バンディエラは柴崎岳か!
ボランチに柴崎岳を置いて、後ろの長谷部誠と連携して守備を固めます。
攻撃はワイドに位置する左の長友や右の原口にパスを出し、インナーの宇佐美や本田を経由してトップの大迫につなぐという構想になりますね。
山口がボールを奪取して、柴崎がボールをさばく!ザックジャパン時代の遠藤保仁のイメージでプレーすることになります。
バンディエラは柴崎岳になるのか。
柴崎は視野が広く、パスセンスもあり、技術もあります。
旗振り役と言われるバンディエラとして柴崎岳がどのようなプレーを見せて、チームを取りまとめていくのか期待ですね。
川崎Fのバンディエラ中村憲剛を入れたい
YMCAのパフォーマンスで一躍有名になった川崎Fの中村憲剛は37歳という年齢を感じさせません。
中村憲剛なら優れたバンディエラになる可能性が大きいですね。
その他、Jリーグで守備的な役割をこなせる選手をリストアップしてみると
高橋秀人(サガン鳥栖)、谷口彰悟(川崎)、青木拓矢(浦和レッズ)、稲垣祥(広島)、森重真人(FC東京)、田口泰士(磐田)
中村憲剛へのラブコールを送り続けましょう!
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