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アギーレを切れないサッカー協会役員の切ない事情

ブラジルワールドカップが不発に終わり、ザッケローニが解任される前に
すでに後任に決まっていたアギーレ監督。

実は、ブラジルワールドカップの4年前の2010年の南アフリカワールドカップ
(決勝トーナメント進出するもPK戦で駒田が外して敗退)後から、サッカー協会は
オシムの後任、代理の岡田監督を探していました。

何人か候補があるなかで、日本サッカーにあった監督を選ぶことを決定したんですが、
それが、日本人と同じような小柄な体格でも世界で活躍するメキシコのアギーレにラブコール。

アギーレ監督はいったん断った

その頃、アギーレはまだ50歳そこそこ、子供も高校から大学へという時期で
家族を大事にしたいという理由で、断っていたらしいです。

まあ、50歳そこそこで日本代表の監督をするまえに、クラブで稼いでからでも遅くない。
50歳後半からでもいいだろうとい思いもあったかも知れません。

ブラジルワールドカップ後、日本サッカー協会はすぐにアギーレに接触し、ザッケローニの後任になって欲しいというラブコールを連発。

事実、アギーレの監督就任会見でも、日本から数年前からオファーがあったと
言っていましたよね。

日本サッカー協会の誰がその役目をつとめていたか。

それは、現専務理事の原さんです。

原専務理事は、アギーレ監督が告発されてもアジアカップの監督として使うと
言い切りましたがそれは、ここ数年のアギーレ監督の行動を調査しきれていなかった
というバッシングを避ける意味もあるのでは。

日本人は、熱しやすく冷めやすいので、いろいろあってもアジアカップで結果を残せば
結果オーライかも知れません。

陽気なメキシカンがちょっと羽目を外しただけのことさ。

そんな日を待っているのではないのでしょうか。

外国人監督なら安心という神話

大仁会長も原専務理事も叩き上げのプレーヤーでした。

川淵チェアマンとは違い、エリートサラリーマンの経験もありません。

一方、田嶋幸三氏を始めとして、筑波大学など高学歴の幹部が増えて
サッカー協会も世代交代の時期を迎えているのかも知れませんね。

監督のゴシップで退任するというあってはならない事件。

オシム氏が脳梗塞で志半ばに倒れた崇高な監督スピリッツとは
程遠い八百長疑惑。

ハンス・オフトから始まった外人監督ですが、その昔は、デットマール・クラマー氏が
サッカーとは紳士のスポーツとして普及してくれました。

オフトの次は、ご存知、トルシエ。その間は、加茂周監督が辞任するという騒動も
ありましたね。

ジーコで凝りて、ザッケローニで結果が出せず、5大会連続出場という
一見、サッカー大国のように見える日本ですが、アジアカップを確実に取れるように
ならないと国際レベルは程遠い
と思います。

サッカーをする若い人たちは代表を夢見ているんですが、信頼出来る監督の出現も
待っているはず。

どうおさめるのかサッカー協会。
アジアカップまでドタバタありそうですね。

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