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医者が飲む市販薬が女性セブンに掲載!胃薬・整腸剤・便秘・痔・二日酔い

医者は市販薬を飲まない?使わない?と思ったら意外と市販薬を利用しているんですね。
2020年1月2月合併号の「女性セブン」に気になる特集がありました。

正月も気になる「胃薬」。医者は何を選ぶのか?

医者だってストレスで胃が痛むこともある。不規則な勤務だったり、ゆっくり食事をする時間がないというイメージなので、普通のサラリーマンよりも過酷かも知れない。

パンシロン01プラス

内科医の近藤千種さんが自分で選ぶのは『パンシロン01プラス』

「CMの謳い文句通り、食べすぎ・飲みすぎ・胃のもたれがある時に使います。胃酸を中和させる制酸剤が含まれるので、胸焼けなどの不快症状に素早く効く。加えてビオジアスターゼ、リパーゼなどの消化を助け、胃排泄を促してくれる消化酵素も含まれている。これらの有効な成分がバランスよく含まれているので、市販薬だとこの商品がベストです」(近藤さん)

女性セブン

注目点は、胃酸を抑える成分を評価しているところですね。胸焼けは胃酸の出過ぎが原因ですし、逆流性食道炎は胃酸過多が原因のひとつとも言われています。

それと、消化不良を助ける消化酵素のビオジアスターゼ、リパーゼの配合を評価していますね。食べたものがいつまでも胃に残っていると不快ですが、消化酵素を入れてやることで胃の内部がスッキリするという理屈です。

さらに健胃効果がある成分があるということで常備すると効果が期待出来るって事ですね。

医師が選ぶ腸の市販薬とは?

医師も腸内フローラ改善には気を使っているはずです。市販薬をどういう基準で選んでいるのか気になりますね。

新ビオフェルミンS

胃腸は胃と腸に分けて考えることで使う市販薬が変わってくるようです。胃はパンシロンですが、腸には何がいいのでしょうか。

しらはた胃腸肛門クリニック横浜の院長で大腸肛門外科の専門医である白畑敦さんは、『新ビオフェルミンS』をサプリメントのように活用している。

「腸の環境をよくするために、毎日のんでいます。腸内環境の学問はまだ発展途上。だからこそ自分と相性のいい薬を探すことが大切です。『新ビオフェルミンS』は、私の体と相性がよく、のみ始めてから食欲が湧くようになったし、胃腸が丈夫になったように思います。加えて下痢や吐き気があったり、二日酔い時に使うのは漢方の『五苓散』です」

女性セブン

新ビオフェルミンSは身近な市販薬で歴史も長いですよね。中身はというと乳酸菌です。乳酸菌というと牛乳から出来たヨーグルトを思い出しますが、新ビオフェルミンSは「人由来」という特徴があります。

人由来というと人の乳酸菌から出来ているのか?と思いますよね。そのとおりで、健康な人の乳酸菌をもとに作られているそうです。ビックリですね。

白畑先生は「自分と相性がいい」と言っていますが、無数にある乳酸菌の種類から自分に合う乳酸菌を見つけることは難しいものですね。でも、人由来であること、長年日本で親しまれていることで、自分に合う可能性がありますね。

腸の薬というと大腸や便秘に効く薬というイメージがありますが、新ビオフェルミンSは「軟便」にも効くとの事です。意外に軟便に悩む人は多いのですよね。

漢方の『五苓散』

白畑先生が二日酔いの時に飲むという漢方の『五苓散』が気になります。
五苓散の商品画像です。

商品説明を読むと二日酔いの他にも水様性下痢にも効くとのことでした。この症状に該当する方は試してみる価値がありそうですね。

体力に関わらず使用でき,のどが渇いて尿量が少ないもので,めまい,吐き気,嘔吐,腹痛,頭痛,むくみなどのいずれかを伴う次の諸症:水様性下痢,急性胃腸炎(しぶり腹のものには使用しないこと),暑気あたり,頭痛,むくみ,二日酔

酸化マグネシウムE便秘薬

医師も便秘になります。便秘になった時に飲む市販薬は「酸化マグネシウムE便秘薬」らしいです。

便秘と言えば「センナ」など下剤を使う人も多いのですが、医師の目線としては癖になることを避けたいとのこと。酸化マグネシウムを使ったものは癖にならないとの事なので安心感がありますね。

「便秘の時には、酸化マグネシウムのみを成分とする市販薬『酸化マグネシウムE便秘薬』がおすすめ。市販の便秘薬にはセンナのような刺激性の下剤を入れている商品もありますが、だんだん効かなくなって、量を増やし大量服用するというパターンに陥りやすい。その点、酸化マグネシウムを使ったものは癖になりません。この商品でなくても酸化マグネシウム配合のものはおすすめです」(白畑さん)

医師も使う痔の薬

痔は日本人にはとても多い病気ですが、当然、医師も痔の人は多いはず。痔持ちの医師はどんな対処方法なのか市販薬は何を使っているのか。

便秘を放置すると痔の悪化につながってしまう。専門家から見ても、『ボラギノールA』は痔の薬として“万能”だという。

「腫れを緩和させるステロイドや痛みを取る局所麻酔成分など、病院の処方薬とそれほど成分が変わりません。しかも配合のバランスがいいので、いぼ痔でも切れ痔でも『ボラギノールA』でOKです」(白畑さん)

テレビCMでも女性を起用しているボラギノールですが、塗っても挿入しても効くというボラギノールは医師の間でも定評があるんですね。

ドラックストアの痔薬コーナーに行くと必ず置いてあるボラギノール。ぜひ、常備しておきたい薬の一つです。

注入軟膏は指にそっと出せば外側にも使用出来るので、注入軟膏タイプがオススメですね。

まとめ

医師も人間なので病気にかかりますが、対症療法としての市販薬使用と根本治療を見分けていることがわかりました。パンシロンやボラギノールがその例です。

しかし、ビオフェルミンは長期間使用して効果が出る市販薬ですので、サプリメントとして服用しているという市販薬との関わり方も解りやすいものでした。

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