特に激しい運動をしたわけでもないのに太ももが痛い。動くと痛いというより、じっとしていても痛い。寝ている時にも痛むので何度も目が覚めてしまう。
冬なので神経痛が痛むのかなと思い風呂に入って温めると痛みが和らぐ。これは神経痛なのだろう。
ロキソニン湿布を貼ってみる
病院にいくまでもないと自己判断し、ドラッグストアの薬局で薬剤師に相談するとロキソニン湿布を処方された。
ロキソニン湿布を太ももに貼って寝たら、痛みがおさまり朝までぐっすり眠ることができた。
歳を取ると神経痛に悩まされるものなのだなぁと思った。
皮膚に赤い水ぶくれ
こんな日々を送っていたら太ももの内側に赤い水ぶくれができてしまった。
ロキソニン湿布は太ももの外側に貼っていたが、内側に発疹ができて水ぶくれが数個できてきた。
特に痛くないので、神経痛との因果関係はないだろう。
寒いので電気毛布や電気アンカを使って寝ていたから、低温やけどになったのかもしれない。
発疹、水ぶくれが広がる
ロキソニン湿布は貼り続けていたので痛みがないのだが、発疹や水ぶくれがかさぶたになったり、広がったりしている。
電気毛布や電気アンカを使うのをやめているのに広がる理由が見つからない。痛みもない。
家族に相談すると、帯状疱疹ではないかと言われるが、帯状疱疹の特徴である痛みがないので、帯状疱疹は疑わなかった。
皮膚科にて帯状疱疹と診断
発疹や水ぶくれが広がってきたので、何かアレルギー性の皮膚病かと恐ろしくなり、皮膚科を受診。
帯状疱疹であるとの診断。
帯状疱疹とは体内に潜伏している水ぼうそうと同じウイルスが、免疫が弱った時に体に症状を表すもので、日本人の90%がウイルスを持っているらしい。
最近は免疫が弱っている人が多くなったのか、帯状疱疹が増えているとのこと。
帯状疱疹なのに痛みがないのはなぜ
帯状疱疹と言えば痛みがあるはず、なぜ痛みがなかったのかと医師に尋ねると、それは初期の段階からロキソニン湿布を貼っていたかららしい。
ロキソニンなどの鎮痛剤は患部だけでなく全身の痛みを和らげる効き目があるため、帯状疱疹が皮膚にあらわれても痛みがなかったというわけである。
このようにロキソニンなどの鎮痛剤を長期間使用していると、他の疾病による痛みも抑えてしまうので、長期間の使用は避けたいところ。
医師によると、慢性的に鎮痛剤を使っていて虫歯の進行に気づかず、歯を抜くはめになった患者もいるらしい。
痛み止めの使用には注意したい。