ハリルホジッチ新監督が3月12日にも誕生しそうですね。
日本サッカー協会の大仁会長が大筋合意した、あとは細かい詰めのみと
言っていたようです。
昨日2月28日のゼロックス杯後のコメントでは12日の理事会で
決まるということのようです。
ラウドルップを諦めハリルホジッチに絞ったサッカー協会
サッカー協会は最初はラウドルップ氏で行きたいと思っていたようですが
カタールのクラブとラウドルップ氏が契約してしまって違約金を払って
日本代表監督になることが難しいということになったようですね。
そこでサッカー協会の霜田技術委員長は同時進行させていた
ハリルホジッチ氏との交渉のみに絞ったようです。
ハリルホジッチ氏側の決意の裏にオシム氏の存在が?
ハリルホジッチ新監督の決意にはオシム氏の存在もあったようです。
オシム氏が目的としていた日本サッカーの姿をハリルホジッチ氏なら
叶えられるという考えも。
日本サッカー協会もオシム氏がもし脳梗塞で倒れずに最後まで指揮をとり
南アフリカワールドカップを迎えていたら、きっとベスト16以上の
結果を残せたはず。
サッカー協会だけでなく、ファンも思っている人もいるでしょう。
ハリルホジッチのフォーメーションとは戦術の考え方について
サッカーは世界のスポーツで、ワールドカップは国対国の対戦ですね。
そんななかで、2つの異なる国をワールドカップに出場させ、ベスト16以上に
まで率いることが出来た監督はほんの僅かです。
南アフリカワールドカップでコートジボワールを率いた監督はエリクソンでした。
ハリルホジッチではありません。削除し訂正します。
ブラジルワールドカップでのフォーメーション
ハリルホジッチ氏はブラジルワールドカップではアルジェリアを率いて
出場。2大会連続、しかも、違った国を本大会まで進める力を持っていました。
ブラジルワールドカップのグループリーグHはベルギー、ロシア、韓国と
戦いました。
1試合目のベルギー戦は1-2で敗戦しましたがシステムは4-3-3
トップのスダニとセントラルミッドフィールダーのメジャニの軸と
インナーハーフの2人で中盤から前を構成しています。
南アフリカワールドカップでは、ヤヤ・トゥーレというボランチが守備的ハーフと
して機能していましたが、ブラジルワールドカップでは守備的ハーフというより
セントラルミッドフィールダーという位置づけでフォーメーションを組んでいるようです。
2試合目の韓国戦では、韓国の4-2-3-1に合わせるように、4-2-3-1で
戦いました。
負けられないアルジェリアは5バックでスタートしたようですが、守備が安定してくると
4バックに変えて、中盤を厚くし、韓国陣内に攻め込む戦術です。
試合途中にも戦術を変えられるところが凄いですが、アルジェリアの選手の対応力も
凄いですね。
3試合目のロシア戦は、韓国戦で手応えをつかんだ4-2-3-1で戦い
強敵と1-1で引き分けグループリーグ突破を果たしました。
優勝国ドイツ最大の敵はハリルホジッチのアルジェリアだった
優勝国ドイツのレーブ監督がワールドカップを振り返って、アルジェリア戦の
延長で負けていたら優勝はなかった。苦しいゲームだったと振り返っています。
それほどまでしてドイツを苦しめたアルジェリアは、ドイツの堅守速攻や
パスサッカーを封じ込めるため、5バックでスタートしました。
5-1-3-1というフォーメーション
ハリルホジッチのフォーメーションの特徴は、4バックでも5バックでも
最終ラインの前に中盤の選手としてアンカーを置くということのようです。
延長戦でドイツが先制、エジルが2点目を決めて試合は決まったかのように
見えたアルジェリアは諦めずにジャブがロスタイムに得点しました。
レーブ監督もひやひや、ノイヤーもこの失点にはショックだったようです。
日本代表でのフォーメーションとオシム氏の影響は?
日本代表はこれまで4-2-3-1というフォーメーションで成績を
あげてきました。
この成績の影には、遠藤保仁と長谷部誠という優れたボランチを有効に
使うという目的がありました。
ハリルホジッチは2ボランチを使わず、ワンボランチで戦うタイプなので
遠藤や長谷部を同時につかう2ボランチというフォーメーションは
ないように思います。
ワンボランチだと細貝萌が代表で戦ったことがありますが、オシム氏が
2007年アジアカップまで指揮をとっていた時は2ボランチでした。
鈴木啓太と中村憲剛を好んでつかっていましたが、鈴木啓太が
アンカー役として定位置にいましたね。遠藤保仁はまだ若く右ワイドでプレーしていました。
オシム氏の影響は?
オシム氏とハリルホジッチ氏はお互いに相談に乗っているようですが
オシム氏からのアドバイスは大きいでしょう。
オシム氏がハリルホジッチにアドバイスするとすれば、日本人は組織力が高いので
2ボランチでもワンボランチのように働くことが出来ることや
コートジボワールやアルジェリアのようなアフリカ勢には、システムを変えることで
戦い方を変える方法が適していましたが、日本代表にはシステムを変えなくても
自分たちでフォーメーションを変えて行く力がある。
そんなアドバイスをして欲しいなと思います。
コメント
南アでのコートジボワール代表監督はハリルホジッチではありません。ちゃんと調べてから書いてください。
ブログを読んでいただいてありがとうございます。
該当箇所は確かに誤りでした。
次回はしっかり調べて記載します。
コートジボワール代表の南アフリカW杯の時の監督はエリクソンなんですが・・・
ブログを読んでいただいてありがとうございます。
該当箇所は確かに誤りでした。
該当の文章は削除、前後の文章を修正しました。