ゲンキの時間(2020年2月2日)では気になる「しびれ」について放送しました。
アラフィフには気になる手足のしびれですね。
全身どこにもしびれる箇所がないという人はいないのかもしれません。
だからと言って放っておくと最悪は寝たきりになってしまう恐れもある「しびれ」。
まず、手指のしびれから注目です。
手指のしびれの原因と病名とは?
手指にしびれを感じる人は多いですよね。
このしびれは血流が悪いから起こるのかなぜ起こるのかとても気になります。
ゲンキの時間では平澤元浩ドクターが解説してくれました。
手指の力を計測すると、薬指や小指の力が衰えていることを発見。
パーの状態に開いた指を横から押して耐える力を計測するのですが、意外にも力に耐えられない指がありました。
テレビを見ながら自分の指でも実験しましたが、ダイジョブそうでした。
平澤先生が診断すると病名がつきました。
肘部管症候群という病気
肘の内側を通る神経が圧迫された結果しびれるという病気のひとつに「肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)」というものがあります。
この病気は、肘を曲げた時に神経が圧迫を受けるとなりやすい病気で、番組では事務作業でパソコン作業で肘を曲げる場合や、荷物運びで肘を曲げる場面が放送されました。
肘部管症候群以外にも手指の病気がありました。
手根管症候群も女性に多いしびれの原因
平澤先生は手根管症候群の診断方法を説明してくれました。
それは、手指を大きく開いて小指に近い側と薬指に近い側の感覚を調べるという方法です。
薬指を除く親指側のしびれがおこっている場合は手根管症候群の疑いがあります。
変形性頚椎症で手足がしびれる
ゲンキチャレンジャーに中年女性が現れました。
平澤先生が肘や膝をハンマーで叩いて反射を調べました。よく、膝頭を叩いて膝下がピクンと動く場面を見ますが、それを全身について調べるというものです。
なぜか?それは中枢神経が圧迫されると、肘や膝を叩くと過反射が起きるからです。
過反射とは過剰に反応するから。そしてその原因を平澤先生は「首」と判断しました。
原因は首?
そうです、変形性頚椎症です。
しびれを歳のせいにして放置すると日常生活に支障が!
首のレントゲンを見ると飛び出した頚椎の一部分が神経を圧迫している様子が確認出来ました。
40歳代だったある男性は、上腕部から首にかけての痛みが1年続き、放置していたら食事中にご飯茶碗を落としてしまうという握力の低下が出てきました。
さらに、歩き方がおかしくなる、パソコンを打っているとじんじんと指先がしびれるという症状が出て、生活に支障が出て病院へ。
頚椎を削って神経の圧迫を取り去り、今では以前の日常生活が戻ってきたとのことですが、変形性頚椎症が進むと最悪は寝たきりになると聞き、びっくりしました。
しびれは加齢が原因と油断すると後悔することになるかも
変形性頚椎症はしびれの種類で判断出来るようです。
加齢が原因と言われますが、誰にでも日々の暮らしの中にサインが出てきます。
よくつまづくようになる
ものを落とす
字が書きづらい
シャツのボタンが留めづらい
というしびれです。
50代、60代の手足のしびれは加齢だけではない、40代男性も変形性頚椎症になった事を知ってアラフィフも油断は出来ないと思いました。
他にもしびれの種類がいろいろあります
腰部脊椎間狭窄症で足のしびれ
糖尿病でもしびれ
急なしびれは脳卒中や左肩のしびれは心筋梗塞!
腰部脊椎間狭窄症はよく聞く病気ですし、日本人には腰痛持ちが多いのでこの病気で足がしびれ、悩む人は多そうです。
糖尿病のしびれもよく聞くしびれですね。
また、正座をして膝下でなく太ももがしびれるとか、自転車をこいでしびれるとか、普通はしびれないところがしびれる時、病的なしびれと思った方がよいそうです。
かかりつけ医は、中高年にはしびれが付きものでしびれが無い人はいない、と言いますが鵜呑みにせずにしびれと向き合うことが必要だと感じました。