箱根駅伝2020で優勝を狙う青山学院大学のエントリーメンバーが29日に発表されました。
エースの鈴木塁人が3区、1区に宮坂大器、2区に岸本大紀(きしもとひろのり)が配置され、山登りの5区には前回大会で8区を走った飯田貴之が登録されました。
岸本大紀はなぜ青学に入った?原監督がべた褒めする岸本大紀ってどんな選手?

1年生の岸本大紀のプロフィール

1年生で花の2区を走る岸本大紀選手のデータです。

名前:岸本大紀(きしもとひろのり)※「だいき」と読まれがち
出身:新潟県燕市
高校:新潟県立三条高校
中学:燕市立分水中学校
小学:燕市立分水小学校(分水ジュニア陸上クラブ)
身長:172cm
体重:55kg

4歳年上の兄、岸本克佳さんも大阪大学で陸上長距離をやっています。
長距離選手のDNAを感じますね。

三条高校時代は、県高校総体の5000mでは1年生から3年生までの3年間とも優勝
3年生の時には新記録を更新し、日体大記録会では14分10秒台を叩き出しています。

スカウトがたくさん来たはずですが、どうして青山学院大学に入ったのでしょうか。
気になります。

岸本大紀選手はなぜ青山学院大学に入ったのか?

青山学院大学の原監督は大学駅伝の指導者として有能な方ですが、大学に入る前の高校生の中から原石を探し出して大学で能力を伸ばすという力に定評があります。

原監督は、新潟県の三条高校で活躍していたまだ高校2年生の岸本選手に猛アタックしたそうです。
その結果、岸本選手は1年生ながら2019年の出雲駅伝で2区を走り区間賞を獲得しました。
また、全日本大学駅伝にも出場しチーム2位に貢献しています。

そんな岸本選手について原監督がこんなコメントを。

ロス五輪のマラソン代表候補という高評価ですが、高評価の理由は次の通り。

神野大地ら過去のエースの名前を挙げつつ
「歴代で1番。28年(ロス五輪)のマラソン代表争いに間違いなく絡んでくる逸材だと思う。練習ができるし、結果も残せるし、ご飯も食べられる。そして賢い」

才能があって、練習が出来て、ご飯も食べられて、賢い。結果を出すことだけでなく、才能を開花させるための土台がしっかりしている、という意味の高評価です。やはり「食べること」は大事ですね。

青山学院大学のエントリーメンバー

12月29日に発表されたエントリーメンバーです。( )は学年、左から走る順序です。

往路:宮坂大器(1)―岸本大紀(1)―鈴木塁人(4:主将)―市川唯人(3)―飯田貴之(2)
復路:谷野航平(4)―中村友哉(4)―岩見秀哉(3)―神林勇太(3)―新号健志(3)
補欠:吉田祐也(4)、吉田圭太(3)、早田祥也(2)、湯原慶吾(2)、近藤幸太郎(1)、中倉啓敦(1)

スタートから1年生を起用し、4年生の鈴木が引き離し、山登りの手前で市川が順位を調整、最後に飯田へタスキをつなぐという作戦か。

復路は4年生2人で山を下って8区につなぎ、上林と新号でまとめるというレース展開でしょうか。

青山学院大学での壮行会では鈴木塁人主将が「アンカーを走って頑張りたい」と希望区間を宣言しましたがエントリーは3区です。
これも原監督の「やっぱり大作戦」のひとつなのでしょうか。往路に力のある選手を持ってきてまずは往路優勝をもぎ取ること。それが結果的にやっぱり青学だ、という作戦になるのかも知れません。