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箱根駅伝2020は福島県出身監督5人の戦い【東洋・駒沢・日大・国士館・早稲田】

大学駅伝の監督や選手はなぜか福島県出身が多いです。今回の大会では出場21チームのうち5人が福島県出身です。福島県出身監督どうしの戦いも見逃せません。山登りで有名な順天堂大出身の今井正人さん、2代目山の神、東洋大出身の柏原竜二さんも福島県出身。
福島県どうなっているの?

【東洋大】酒井俊幸

11年連続で3位以内という安定感を見せる東洋大を率いる酒井監督だが、2009年に32歳で監督となり、当時最年少監督でした。早稲田の相楽監督も若い監督として就任しましたが34歳でした。現トヨタ自動車所属・東京オリンピック出場内定の服部勇馬も教え子です。

生年月日: 1976年5月23日 (年齢 43歳)
出  身:福島県石川郡石川町
高  校:福島県学校法人石川高等学校
大  学:東洋大学経済学部、箱根駅伝3回連続出場
経  歴:コニカミノルタ→学校法人石川高等学校教員→東洋大学陸上競技部駅伝監督
著  書:その1秒をけずりだせ: 駅伝・東洋大スピリッツ
いきごみ:まず往路3連覇を狙って主導権を握り6年ぶりの総合優勝を狙う。相沢だけに頼らず全員で戦う。可能性に挑む鉄紺の走りを見せる。

【駒澤大】大八木弘明

前回は総合4位に終わったが、1996年(平成8年)から今大会まで連続出場を果たし、平成の常勝軍団の異名を持つ駒沢大学。平成14年から4連覇を果たしている。

生年月日: 1958年7月30日(年齢 61歳)
出  身:福島県会津若松市河東町
高  校:福島県立会津工業高等学校
大  学:駒澤大学経済学部、箱根駅伝3回出場
経  歴:ヤクルト→駒澤大学陸上競技部
著  書:『育てて活かして勝つ 常勝軍団はこうして作られた』
いきごみ:安定している4年生を活かし常勝軍団復活をアピールする。目標は往路、総合とも3位以内、往路を攻めて勝ちにいく。

【日大】武者由幸

生年月日: 1983年9月2日(年齢36歳)
出  身:福島県相馬市
高  校:福島県立田村高等学校
大  学:日本大学文理学部、箱根駅伝4回出場
経  歴:トヨタ自動車→室蘭大谷高等学校陸上部コーチ→日本大学陸上競技部監督
著  書:『育てて活かして勝つ 常勝軍団はこうして作られた』
いきごみ:目標は8位以内。シード権を必ず獲得したい。

【国士舘大】添田正美

生年月日:1977年3月29日(年齢41歳)
出  身:福島県須賀川市
高  校:福島県立岩瀬農業高等学校
大  学:国士舘大学、箱根駅伝は4年連続予選会敗退
経  歴:富士通→JAL→東京経済大学→国士舘大学
いきごみ:主将の鼡田章宏(4年、田村高卒)を中心に結果を出したい。

【早稲田】相楽豊

早稲田と言えば解説の瀬古利彦さんも活躍し、箱根駅伝の常連校ですが、前回は12位でシード権を逃しました。今大会に期待です。

生年月日:1980年5月2日(年齢39歳)
出  身:福島県田村市
高  校:福島県立安積高等学校
大  学:早稲田大学人間科学部、箱根駅伝は1年生、3年生時に出場
経  歴:福島県長沼高校、あさか開成高校、本宮高校→早稲田大学
いきごみ:目標は3位以内。箱根に強い早大を体現できるよう全力を尽くして競り勝ちたい!

まとめ

21チーム中5人の監督が福島県出身ですが、出身地はバラバラで福島県に散らばっています。5人とも高校時代は福島の高校で長距離競技に励んでいました。

酒井俊幸(東洋)→石川郡石川町(中通り地方)
大八木弘明(駒沢)→会津若松市河東町(会津地方)
武者由幸(日大)→相馬市(浜通り地方)
添田正美監督→須賀川市(中通り地方)
相楽豊監督→田村市(中通り地方)

日本で3番目に広い都道府県である福島県は、駅伝が盛んで数多くの大会が開催されています。単位(km2)

1 北海道 83,456.20
2 岩手県 15,278.77
3 福島県 13,782.75
4 長野県 13,562.23
5 新潟県 12,583.46

特に中通り地方は平坦で交通量が少ない道路を選んで練習することが出来ます。
こんな地域性が駅伝で有名な福島県を支えているのでしょう。

 

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