サッカーロシアワールドカップで日本がセネガルと戦ったこともあって、セネガル選手のフィジカル能力の高さが注目されています。
セネガル相撲が選手たちの身体能力をさらに高めているのでは?と言われていますね。
日本の小柄な選手が歯が立たなかったセネガル選手の身体能力の高さは世界でも注目されていますが、この身体能力で行うセネガル相撲という格闘技がどんなモノか。
ルールは?日本の大相撲やモンゴル相撲と比較しても最強格闘技なのか。お伝えします。
セネガル相撲のルールと特徴
日本の相撲の土俵よりも大きなリング、25m四方で行われます。
思ったより広いので、追いかけるという場面も迫力満点です。
試合時間は10分で、勝敗がつかなければ10分の延長です。ハードですね。
今夜日本とW杯で対戦するセネガル、実はセネガル相撲とかいう競技が国内で一番人気なスポーツなんやで 実は1996年には日本でも披露されてる pic.twitter.com/rR0P0P7bw7
— なんJ世界史部 (@NanJ_Sekaishi) 2018年6月24日
相手の背中かヒジ、膝を地面につけると勝ち。尻もちをつかせても勝ち。
主なワザは日本の相撲や柔道のような投げ技です。
しかし、セネガル相撲にもアマとプロがあり、プロはフルコンタクト、つまり素手で殴っても良いんです。
これが迫力満点です。
セネガル人の巨体の男たちがパンチを繰り出す凄まじさは、日本の相撲の張り手以上ですね。
腕を振り回しながら近づき、タックルをくりだしたり、組み合った瞬間に投げを打つという戦い方が多いようです。
背中をつかなければ負けないので四つん這いになって必死に耐える姿になりがちです。
馬乗りになった力士が攻めたてる姿に観衆はヒートアップします。
セネガル相撲と日本の大相撲、モンゴル相撲との比較
日本の大相撲は押し出しという土俵外に出すことで勝てますが、セネガル相撲は押し出しただけでは勝てません。
モンゴル相撲(ブフと言われます)も押し出しでの勝ちはなく、相手の体の一部を地面に着かせることで勝ちになります。
日本の大相撲は興行的な意味合いもあるのか、多くの力士が多くの取り組みを見せる必要があるため、短時間で勝負のつく押し出しというルールがあるように思います。
一方、セネガル相撲やモンゴル相撲には、レスリングの要素が強いですね。
日本の柔道でさえも膝やヒジを着くことはあるのですが、それでも負けにはなりません。
膝をついただけで負けるという格闘技は、そうそう簡単に組合をするわけにもいかないのですが、タックルというワザで相手を転倒させることが出来ます。
大きなリングだから可能だと言えますが、日本の大相撲でタックルしようものならはたき落としで負けてしまうかも知れませんね。
セネガルがブームになりそうです!
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