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鈴木雄介は競歩世界一だけど高橋英輝に勝てる?高橋尚子の分析も

意外と知られていない競歩の世界。
鈴木雄介が競歩の世界一記録を持っていて、今年の北京世界陸上や
来年のリオオリンピックの競歩金メダル候補なんです。

世界記録と日本記録の戦い

でも、2015年2月15日の日本選手権競歩20キロでは2位・・・
しかも、自己新記録を更新しているのに2位。

1位は高橋英輝。
記録は、1時間18分3秒の日本新記録!

世界一の鈴木雄介が自己新記録を出したというのにそれを上回る
日本記録で勝った高橋英輝。

世界陸上やリオオリンピックでワンツーフィニッシュが見られる
かもしれない競歩の世界。

この競歩の世界を2月16日のNEWS23で、高橋尚子さんがエキサイティングに
解説しました。

我慢強く過酷なレースに強い日本人向きという競歩の世界。
マラソンを制した高橋尚子さんが日本の競歩の伸びが非常によいです!
とNEWS23で興奮!

鈴木雄介のプロフィール

まず、年齢と身長から。

生年月日 1988年1月2日(27歳)
生まれ 石川県能美郡辰口町
身長 169㎝
体重 56kg

長距離選手らしく身長の割には体重が少ないですね。
鈴木選手の競歩歴はなんと中学時代からなんですね。

石川県辰口町立辰口中学校の陸上部で競歩を始めた鈴木選手。

3000m競歩で12分42秒34
5000m競歩では21分48秒49

これは、距離はそれぞれ違いますが、当時の中学生日本最高記録!

中学時代から競歩の素質があったんですね。
何が鈴木選手の強みなのか。

石川県立小松高等学校に進学し競歩を続ける鈴木雄介。
すでに日本代表として国際大会に出場するようになります。

高校時代に出場した国際大会(10000m競歩)
2004年のアジアジュニア陸上競技選手権大会
2005年の世界ユース陸上競技選手権大会

国内では、インターハイで優勝。
競歩界に敵無しでした。

駅伝で有名な順天堂大学に進学(2006年)
世界ジュニア選手権では10000m競歩で3位!

国際大会でタイトルを取り始めました。

2010年、順天堂大学卒業後は、富士通に入社。
2010年のアジア競技大会では5位入賞。

中学生からもう15年近く競歩一筋の鈴木雄介。
しかし、日本にもライバルが出現!

高橋英輝のプロフィール

高橋英輝はまだwikiが無いようです。
所属する岩手大学の陸上部からプロフィールを
探ってみました。

名前:高橋 英輝(たかはし えいき)

たかはしひでき、じゃなく、えいき
と読むんですね。

現在、教育学部学校教育教員養成課程英語の4年生です。

教育学部ってことは、教員を目指しているのかも。
しかも英語の先生?

岩手県ジモティで、花巻北高校卒です。
競歩の成績は大学に入ってから。

2012年  5000mW  19’42″35
2014年  10000mW  38’18″51(←日本記録)
     20kmW   1:18’41(’14)日本学生記録

岩手大学でぐ~んと伸びた高橋選手。

鈴木雄介と高橋英輝の競歩を比べる高橋尚子

2月16日のNEWS23で、高橋尚子さんがふたりの競歩を分析
しました。

鈴木雄介:上下動が少なく無駄のない動き。スムーズ。

高橋英輝:前へ前へとダイナミックな競歩。

こう分析していました。

そして、オリンピックを目指すコツも。

オリンピックの年になってしまうと焦ってしまうので
前の年に記録を上げておいて、オリンピックの年には
おちついてレース出来るようにするといい。

競歩はバッチリその状態なので高橋尚子さんも興奮気味。
金メダル、銀メダルが取れる可能性も。

誰が競歩界を引っ張っている?

高橋尚子さんはマラソンなので、競歩と直接関係はありません。
日本で競歩を盛り上げている人は

日本陸連 競歩部長 今村文男(48歳)

今村さんは自分も競歩で活躍、今は指導する側なんですが
日本の競歩普及の原点なんですね。

日本国中を歩きまわり、小学生に競歩を教えて育てるという
熱血の指導者。

自分が選手時代は強化費が無くて苦労したので
鈴木選手、高橋選手らにはお金で苦労を掛けたくないという熱血漢。

競歩の走り方は微妙ですが、基本は両足が地面から離れてしまえばアウト。
その歩き方は「走ったほうがラク」と言われる動きだそうです。

足が動かなくなりレース中に倒れる選手も続出する競歩。

ほどほどなら健康にもよい早歩きなのですが、競歩のスピードは
1キロを4分切るほど。

普通の人の歩く速さは、1キロ15分ですから、4倍のスピードと
いうことになります。

北京世界陸上、リオオリンピックとも競歩から目が
離せませんね。

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