冷蔵庫の音がうるさくなって来たので、そろそろ壊れるかも知れないなと不吉な予感がしました。

暑い夏に冷蔵庫が故障して冷えなくなったら家庭のピンチです。夏でなくても冷凍食品を保存できません。

うちの冷蔵庫は今は無きナショナルの5ドアでしたが15年前のレトロなデザイン。

思い切って買い換えることにしました。

冷蔵庫3人用の容量は何リットルが現実的か

今まで使っていた冷蔵庫は400リットルでした。家族4人いたので大きめを買ったつもりでしたがいざとなると少ないなという場面も。

家族が就職、結婚してひとり少なくなったので今は3人。一回り小さい350リットルでもいけるかな?と思ってネットを検索しました。

350リットルはメーカーの主力じゃないんですね、大型冷蔵庫に力をいれる各メーカー。
420リットルレベルになると主力となってデザインや機能に力を入れている様子です。

大型家電店に見物に行く前に400リットル台にしようと決めました。結果、シャープのSJ-GW41F-Wを購入したのですが、知らないことが多く、これから買う人の参考になると嬉しいです。

冷蔵庫のドアはキッチンのレイアウトで判断したい、できれば左開きなのだが

冷蔵庫のドアは通常は右開きですね。右手で開く、右側にドアの内側が来るように開くタイプです。

でも、うちのキッチンのレイアウトは冷蔵庫が壁の奥にあって今ままで右開きを使っていましたが、いったん冷蔵庫の正面に立たないと右に開けなかったのです。

理想は左開きです。でも左側の壁にピッタリ冷蔵庫をつけてしまうとドアは90度までしか開きません。
すると、いわゆる両側に開くフレンチドアや両開きドアも候補に上がって来ます。

右開き、左開き、フレンチ、両開きの4種類あるというわけですね。

左開きドアは受注生産で1ヶ月待ち

価格コムなどでは商品のラインナップに左開きドアがある冷蔵庫ですが、実際にはラインナップだけ。

実際に家電店に行くと左開きは店頭に置いていないです。しかも受注生産で1ヶ月待ち。
基本的に左開きの冷蔵庫は買うな、と言っているようなものです。

新しく住宅を建てる人、マンションを探している人は、冷蔵庫のドアの開きは「右開き一択」だと思ってください。

フレンチドアの左側ドアポケットは意外に使えない

フレンチドアはどうだろう。人気のフレンチドアは大型冷蔵庫の定番なのので500リットル超えはほとんどがフレンチドアです。

大型冷蔵庫はドアも大きくなるのでフレンチドアの方がドア1枚の重さが軽くなります。
さて、400リットルのフレンチドアの実物を見てみると唖然としました。

冷蔵庫に向かって左側のドアを開くと・・・・ポケットが小さい。つまり、ペットボトル系が入らない作りでした。チューブわさびなどを入れる程度のポケットだけ。

ペットボトルは右側のドアの内側のポケットに並べる仕様です。フレンチドアタイプもやはり右開き王国なのか。こうなると両開きしかないな。

両開きドアはシャープの専売特許なのか!

両開きドアを探すとシャープの製品しか見つかりません。

店員に聞きました。「三菱の両開きとかないですか?」。店員さん「両開きはシャープだけですよ」とあっさり。

両開きを開発したシャープは目の付け所がシャープですが、なんと30年以上も前から両開きメーカーだったのだそう。(店員の話)

使い勝手から冷蔵庫を選ぶとなると我が家の場合は「シャープ」しかない。
ということになりました。

シャープの両開きドア。ガクガクするぞ!大丈夫か?

店頭でシャープの両開きドアを開閉してみました。実は、実家の冷蔵庫も両開きだったのですが、あまり気にしたことがなく、右開きにしか開けたことがなかったです。なんで両開き買ったんだろう。

ドアを開ける時、閉める時、左右に開け閉めしてみましたが、ガクガクします。うーん気になる。

実家の冷蔵庫はドアポケットにたっぷりものが入っているので気づかなかったのかも知れません。
家電店の冷蔵庫はドアにダミーのペットボトルが入っているだけ。無荷重です。

店員さんに聞くと「これは慣れです。ドアが落ちないようにしっかり作られています」

慣れかー。慣れはいいけど、ドアが落ちるってどういうこと?両開き構造は落ちる心配があるってこと?

店員さん「ドアが足に落ちたら大怪我ですよね、そんなことが無いように作られていますよ」

だれも落ちるかどうか聞いていません。説明で「落ちる」と聞いてちょっと心配になりました。

ガクガクするのは両開きのヒンジの構造上のもの。右開きオンリーの「ドスン」という高級自動車のドアのような感覚ではありませんでした。

カミさん(始めて登場)「きっと慣れるよ」と太っ腹な発言。そうだよね、カミさんが一番使う人だからね。

選んだ機種はこちらです。

シャープ SHARP プラズマクラスター 冷蔵庫 どっちもドア(両開き・ガラスタイプ) 幅60.0cm スリムタイプ 412L 5ドア ホワイト SJ-GW41F-W

ガラストップの存在を知らなかったのですが、ドア表面がガラスで覆われているので放熱、断熱効果が高く、年間電気代がガラストップでないものにくらべて2,000円ほど安くなるらしい。

ガラストップでない機種との価格差が2万円ほどなので、10年で元を取るという話です。

シャープの冷蔵庫の製氷機能を知ってあっさり決断

もうシャープを選ぶしかないのですが、どうして納得すればいいか。両開き以外にシャープだけの機能はないのか、他のメーカーに勝る機能はないのか。

ありました。シャープ得意の「プラズマクラスターイオン」です。うちの車、ホンダのフィットのエアコンにもプラズマクラスターイオンがついています。

ううん、インパクトに欠けるなあ。うちで今使っているナショナルの冷蔵庫で最初に壊れたのが自動製氷機能でした。パイプラインの不良?なのか急に氷が作れなくなり、部品がなくて修理不能になりました。

3年目くらいで壊れたのでその後12年も製氷皿で氷を作り続けて来たので、今回、冷蔵庫を新しく買う時は製氷機能が壊れにくいものにしよう、できれば製氷用の水タンクのメンテナンスが楽なものにしよう。

そう心に決めて店員さんに聞きました。すると、製氷システムの清浄はオートマチックだそうです。

なにか詳しいなこの店員。話をするとシャープからの派遣だったんです。やられた~、だからドア落下とか詳しかったのかー。でもシャープの店員だから自宅の冷蔵庫もシャープのハズ。使い勝手を聞いてみよう。

「製氷機能はどうですか」と聞くと、店員は「うちもシャープの冷蔵庫なんですけどね、シャープは氷の大きさが大小選べるんで、大きい方の氷を作って毎晩、晩酌してます」

晩酌しているかどうかは聞いていないのですが、この店員は女性です。50代後半ってところでしょうか。
きっと、今日の客はーとか言いながら晩酌しているんだろうな。そんな想像をしながら

「え、氷が大小?」と聞き直すと、製氷皿を外して見せてくれました。通常は外す必要が無いそうです。

すると製氷皿のくぼみが変なんですよね、四角じゃないんです。氷山を裏返したような形というか、かち割り氷の形というか、面白いんですよ。しかも大小選べる。この機能だけでシャープを選ぶ理由が出来たようなものです。

ちなみに自動製氷システムはAg殺菌機能付きでミネラルウォーターも使えるらしい。うちはビルトイン浄水器を使っているので、浄水器の水でもオッケーらしい。

さっそく購入・設置。古い冷蔵庫があった場所を見て驚愕!

値引きを頑張ってもらいました。リサイクル料金はサービスしてもらいました。そして配達は2日後というスピード対応です。

搬入日当日は、古い冷蔵庫に入っているものを取り出して新しい冷蔵庫に入れ替えるという作業に合わせて、いらないものを処分しました。

新しい冷蔵庫は幅が60センチ。マンションのドア、通路は余裕で通ります。古い冷蔵庫を空にしたあと、業者が運び出しました。

冷蔵庫が無くなったスペースを見て驚愕です。後ろの壁は冷蔵庫の熱でクロスが焦げていました。少しだけですが。さらに冷蔵庫の底の真下には15年間たまったホコリがぎっしり。掃除機でも届かない場所です。四角く積み重なったホコリの塊を見て唖然。

掃除機と雑巾を駆使してなんとか掃除しました。新品同様のフローリング床が見えます。

業者さんが毛布を上手に使いながら古い冷蔵庫を運び出し、新しい冷蔵庫を搬入してくれました。

冷蔵庫用のコンセントは高い位置にあるのですが、超ギリギリです。延長コードを使って長くすることにしました。本当は直接接続らしいのですが、容量やつなぎ方をしっかりすれば大丈夫とのこと。

ちなみ冷蔵庫は水平に立っているのではなく、やや上を向いているとの事。東日本大震災の時も古い冷蔵庫は前に倒れることはありませんした。さすがナショナル。

新しい冷蔵庫の庫内をさっと水拭きしてから電源を入れました。もちろん製氷用のタンクにも水道水を入れました。最初に出来た氷は自動製氷機能のラインを通過してゴミを拾っているらしいので、捨ててくださいと業者さんのコメント。

カタログでは氷が出来るまで最大24時間かかるらしいのですが、約4時間ほどで最初の氷がコロンと8個。

さっそく捨てて、氷の大きさの切り替えスイッチを大にしました。この氷でロックを飲むぞ-と楽しみでしょうがありません。

気になる音ですが、設置したばかりはフル回転のようで唸っています。次第に静かになっていきました。

やっぱりガラストップにしてよかった

ガラストップには磁石がくっつかないので不便かと思ったら清潔感があってピカピカしてワクワク感があります。新しい家電を買ってよかったという印象です。ガラストップ正解です。2万円の価格差は大きいですが、省電力で元が取れるのでよしとしましょう。

ガラストップの機種は庫内の奥にステンレスが貼ってあり抗菌機能に役立っているらしいです。
価格の高い機種にはそれなりの機能がついているって話ですね。

両開きドアの使い勝手も悪くないです。ガクガク感はありますが慣れの問題でしょう。
ドアポケットには2リットルボトルが3本余裕で収まります。

しかし、これまで使っていたナショナルの冷蔵庫は野菜室が中段にあり、冷凍室が一番下でした。
この機種は一番下が野菜室です。

店員に言わせると、冷凍機能を中央に集中させることで省エネになるから人知れず変更していたとのこと。

野菜を取り出しやすいのは中段なのにねー。東芝は中段にあるようですけど。

使い勝手についてはまた機会があったら書きますね。