箱根駅伝で抜群のスピードを見せた相澤晃選手が3月1日の東京マラソンに出場しないことになりました。
相澤選手は東京マラソンに出場して「大迫傑さんや設楽悠太さんと競り合いたい」と言っていました。
いったい何があったのでしょうか。東京オリンピックではどんな種目を目指すのでしょうか。

相澤晃選手はマラソンへの挑戦をやめ、1万メートルに絞ることに

相澤晃選手は箱根駅伝で区間新を出した直後に解説の瀬古さんから「マラソンに挑戦したいんだって?」と問いかけに「はい、マラソンやりたいです」と答えていました。

箱根駅伝の後にいろいろと一段落したこの時期、東京オリンピックに向けて再始動を開始した結果が当面はマラソンへの挑戦を見合わせた様子です。

東洋大の酒井監督や内定している旭化成の関係者と話し合った結果、当面はマラソン挑戦をやめ、東京オリンピックの1万メートルを目指すようになったようです。

結果として3月1日に開催される東京マラソンへの出場も取りやめとなった訳ですが、相澤選手としてはどういう気持ちなのか気になるところです。

箱根駅伝で区間新を出した直後はマラソンでも行けるという強い自信がありました。
しかし、東京オリンピックのマラソンを目指すとなると話は別で、オリンピックでの陸上部門でメダルを取るにはどうすればいいか?という陸連関係の働きかけもあったのかも知れませんね。

相澤晃選手は大迫傑選手の記録を破っても東京オリンピックに出られない

ここで確認したいことは、相澤晃選手がマラソンに挑戦することと、東京オリンピックのマラソン出場枠を狙うことは別で、そもそも3番目の枠は狙えないという事実です。

東京五輪マラソン代表選考会(MGC)では、1位の中村匠吾(富士通)が2時間11分28秒、2位の服部勇馬(トヨタ自動車)が2時間11分36秒で内定しています。
現在、3枠目を狙う選手達は次の3選手が有力です。

・大迫傑選手(2時間5分50秒)
・設楽悠太(2時間6分11秒)
・井上大仁(2時間6分54秒)

東京マラソンで上記3人で一番よいタイムを持つ大迫傑の記録を1秒切る2時間5分49秒の設定記録をクリアすれば3人目のオリンピック代表に選ばれるわけです。

しかし相澤晃選手がもし東京マラソンで2時間5分49秒で走っても、このレースの前のMGCシリーズに出場し完走という実績が無いのでマラソン代表には選考されません。

相澤晃選手のマラソンチャレンジはオリンピックを目指すものではないことから、オリンピックに直結するトレーニングを重視して、東京マラソン出場をやめた、という事が正直なところでしょう。

マスコミはあまりこの事情についてはっきりと報道していませんが、マラソン挑戦を諦めることは他の種目のチャレンジという事をはっきりした方が相澤晃選手のためにもなるはずです。

ファンもマラソンに挑戦する姿を見たいでしょう。しかし、1万メートルでメダルを目指す相澤選手を応援して欲しいと思います。

相澤選手は今後、東京マラソンではなく日本選手権クロスカントリー(2月22日、福岡)などに出場して、1万メートルに向けてスピードを磨くとの事です。この大会は男子は1万メートルなので、起伏のあるクロスカントリーでの走りに注目が集まりますね。

相澤晃選手のスピードに渡辺康幸(前早稲田監督)も悔しがる

第85回大会で山梨学院大学のモグス選手が出した1時間6分4秒を切る1時間5分57秒という大記録に箱根駅伝解説の前早稲田監督(住友電工陸上部監督)の渡辺康幸さんもモグスの記録を更新出来る選手が出るとは思わなかったとコメントしていました。

というのも渡辺康幸さんは早稲田大学の3年生の時に第71回大会で1時間6分48秒というモグス選手に40秒差という記録を持っているからです。

東京オリンピックマラソン内定の服部勇馬選手(東洋大学)は第92回大会で1時間7分4秒でした。モグス選手や相澤晃選手と1分差でした。

こう考えるとモグス選手が記録を塗り替えるまで花の2区の記録保持者は早稲田の渡辺康幸さんだったんですね。コメントでも2区へのこだわりが感じられました

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