ギョウジャニンニクとイヌサフランを間違えて食べてしまい、気の毒な事に命を落としてしまったというニュースを見ました。

ギョウジャニンニクは行者ニンニクと表現されることが普通ですが、その効果については、僕も注目しています。

ニンニク注射を打って仕事の疲れをとることが年に数回あるのですが、身体からニンニクの臭いがすると嫁に言われます。

疲労回復や強壮作用があると言われるニンニクの中でも行者が食べたということから行者ニンニクという名前がついたという行者ニンニクの効能にびっくりです。

行者ニンニクの効能はニンニク以上!

行者にんにくとはユリ科ネギ属の多年草で、ヤマニンニクとも呼ばれることから、高山で見られますし、地域は東北から北海道にかけて生えているので、北海道の事件でも、自然生息の行者ニンニクを自宅の庭で育てていた可能性もあります。

行者ニンニクはニンニクに似た香りの山菜と思った方が良さそうです。
というのは、修行僧はニンニクに香りが似ている山菜を見つけて好んでたべたことが名前の由来だからです。

臭いとともに、シャキシャキとした食感や歯ごたえが好まれているようですね。
臭いは強烈でにんにく以上とも言われます。

ニンニク好きには平気ですが、苦手な人は食べられないかも。

山菜採りが好きな人は必ず持ち帰り、自宅に植える人もいるようですが生育するまでなんと5年から7年もかかるとか。

なので、僕たちが手に入れることが出来るほとんどの行者ニンニクは栽培ものです。

旬はずばり4月から5月。北海道の事故も4月22日でしたのでまさに旬ですね。

行者にんにくに含まれるアリシンは、本家のニンニク以上の含有量です。
その他、スコルジニン、パテント酸、チオエーテル類などが含まれています。

アリシンは、コレステロールを抑える効果があり、高血圧や糖尿病の予防や改善に効果があります。

ニンニク同様に、血液サラサラ効果があるため、心筋梗塞、脳梗塞の原因となる血栓をできにくくします。

さらに身体の免疫力を高めるので、がんの他に感染症の予防効果があります。

アリナミンで知られるように、アリシンにはビタミンB1の働きを高める効果があるので、肉などのビタミンB1を多く含む食品と一緒に摂ることで疲労回復や滋養強壮にもとても役立ちます。

疲労回復、新陳代謝アップ、ストレス緩和などサラリーマンに嬉しい効果がズラッとならび、食べなければ損と言える山菜と言えそうです。

僕は、肉と一緒に炒めもので食べることが多いですが、天ぷらもイケるようですね。

ギョウジャニンニクと誤って毒草のイヌサフランを食べて死亡

4月22日に、北海道で起きた事故です。自宅でジンギスカンを食べる際に、具材として庭に生えていた毒草のイヌサフランをギョウジャニンニクと思い込み食べてしまいました。

70歳の男性と60歳の女性の老夫婦の事故ですが、男性は嘔吐と下痢の症状が出て、24日に病院に搬送されるも死亡しました。

女性も食中毒の症状はありましたが、助かり命に別状なしでした。

ギョウジャニンニクとイヌサフランの両方が庭に生えていた

似ているように思われるこの両者ですが、ギョウジャニンニクは茎が赤紫ですが、イヌサフランの茎は赤みはありません。

行者ニンニクに野生している北海道という地域性もあり、70代の男性はこの日に始めて行者ニンニクを食べたとは考えられませんね。行者ニンニクの形や色は分かっていたと思います。

ただし、庭にイヌサフランが生えていることは知らなかったのかも知れません。
葉だけを見るととても似ているようです。

高齢になると色の違いが見分けにくくなることもあります。

今回の事故は山菜でしたが、キノコを採りに山に入って毒キノコを誤って食べて事故になることもよく聞く話です。

事故の原因のひとつは高齢から来る視力の低下?

色や細かいヒダなど細部が見えにくくなった高齢者がこのような事故に巻き込まれることについて、僕は身内の叔母のことを思い出します。

叔母は若い頃からたいへんキレイ好きでした。遊びに行ってもいつも掃除が行き届いていて、台所もいつもピカピカでした。

僕がサラリーマンになって叔母は70歳になりました。叔母は旦那が亡くなり一人暮らしなので、様子を見に行くことがあります。

するとあんなにキレイ好きだった叔母の家のキッチンにホコリがたまっていました。叔母には言えませんでしたが、ゴミが見えないようです。

見えていても掃除する体力がないのかも知れません。

今回、行者ニンニクとイヌサフランを間違えた事故も、注意力が衰えた高齢者の事故だと考えると、高齢者社会の一面を見るように思います。

これからゴールデンウイークに入りますが、高齢者の事故が起きないこと祈っています。