NHK連続テレビ小説「半分、青い」のヒロイン楡野鈴愛(にれの すずめ)が小学3年生で左耳が聞こえなくなる「ムンプス難聴」にかかりましたね。

医師はおたふく風邪のウイルスと説明していました。
正確には、おたふく風邪=ムンプス=流行性耳下腺炎です。

最近流行しているというおたふく風邪は、まだ幼い小学生の聴力を奪う原因になりかねない!朝ドラ「半分、青い」は、障害を持ってもたくましく生きる姿とともに、ムンプス難聴は予防できる病気だということを訴えているように思います。

おたふく風邪が原因で難聴になった人数(年間)

朝ドラ「半分、青い」は、まだ昭和時代の話でしたが、日本耳鼻咽喉科学会の統計によると 2015年~16年の2年間に、おたふく風邪が原因の難聴になった人が約350人いました。うち300人に後遺症が残り、両耳難聴は16例あったとのことです。

発症年齢は未就学児童と子育て世代に多いとのことで、妊娠中にかかった人もいました。

この数字を少ないと見るか多いとみるか。おたふく風邪にかかる年代が小学生が一番多いことを考えると決して少なくない数字だと思います。

僕にも小学生の子供がいますが、おたふく風邪にかかったことがあります。その当時はムンプス難聴のことは全く知識がありませんでした。

僕が子供の頃には、男子がおたふく風邪にかかると生殖機能にダメージを受けるという噂がありました。

高熱が続くとまずいらしいという噂でしたが、これは噂ではなかったようです。難聴とは別に、髄膜炎を引き起こす可能性もあるとのことを後で知り、軽視出来ない病気だと震えたものです。

おたふく風邪の予防法

日本は先進国で唯一ムンプスワクチンの定期接種が行われていない国で、予防接種率は30~40%と低いため、園や小学校で大流行する原因になっているようです。

おたふく風邪とムンプス難聴の関係性やワクチン接種でおたふく風邪が予防できることがあまり知られていないことが原因のようです。

今回の朝ドラ「半分、青い」で、おたふく風邪=ムンプス=流行性耳下腺炎ムンプス難聴の原因になるということが全国的に知られました。

ヒロインは最終回まで左耳の難聴を引きずって生きていくことになります。このインパクトは、ワクチン接種を全国に広める効果が大きいでしょう。

おたふく風邪の発症年齢は、5歳から10歳が最も大きなピークで、次に30代前半がピークになりますが、小学生年代のピークの3割程度なので、小学生の低学年を迎える前に予防接種を受けることが大事ですね。

おたふく風邪ワクチン接種の料金

東京都の北区を例にあげると、おたふくかぜ(任意予防接種)の助成があります。

対象者:1歳から小学校に就学する年の3月末まで
助成回数:1回
助成金額:3,500円
接種時に持参するもの 乳幼児医療証・母子健康手帳

都内の小児科では、任意接種として5,250円ほどで受けられるようです。1歳をすぎてMRワクチンを接種した場合にのみ受けることができるようです。

このブログを見て、ひとりでも多くの子供たちがワクチンを接種してくれればありがたいです。